◆動脈硬化検査
動脈硬化検査について
血管の弾力性が失われて硬くなったり、血管壁にコレステロールなどがたまり内径が狭くなって血液の流れが悪くなった状態が動脈硬化です。
動脈硬化の検査では、血管年齢が分かります。
こんな方に動脈硬化検査をおすすめします
次のことに思い当たったら動脈硬化の検査をおすすめします。
- 高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血床である
- ストレスを感じる
- 足の冷感、しびれがある
- 喫煙する
ABI検査(血管年齢検査)
動脈の硬さ(血管年齢)や動脈のつまりが分かる検査です。
心電電極、心音マイク、カフをつけてベッドに横になります。
4分ほどで検査が終わり、すぐに結果が出ます。
頚動脈超音波検査(エコー)
比較的浅い位置にありエコーで見やすく、また動脈硬化が起こりやすい部位である頚動脈を超音波(エコー)で観察します。
頚動脈の動脈硬化の程度から、全身の動脈硬化の進行をおおむね把握することができます。
また、脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、狭心症などになりやすいかどうかも診断できるので、病気の早期発見に役立ちます。
SPP(皮膚灌流圧)検査
皮膚表面の小さな血管の血流を見る検査です。
動脈硬化が起きると血液の流れが悪くなります。
血液の流れが悪くなると、足先にできた傷に栄養が届きにくく、傷が治りにくくなります。
足に治りにくい傷のある方で、糖尿病を患っている方、足に痺れを感じる方に必要な検査です。