遺伝子検査について
遺伝子検査で生活習慣病のかかりやすさがわかるようになりました。
生活習慣病というのは、それまでの生活習慣により引き起こされる病気ですが、正確に言うとそれだけではありません。
生活習慣病の発症には遺伝因子(体質)が20〜70%関与していることがわかっています。
遺伝子情報を調べることにより、生活習慣病にかかりやすい体質であるかどうかを知ることができ、早目に予防に取り組むことができます。
生活習慣病とは?
以前、脳卒中・がん・心臓病などの病気は、「成人病」と呼ばれてきました。
しかし、こうした病気の大半において、「食事、運動、休養・睡眠、喫煙、飲酒」などの生 活習慣が、発症や進行に深く関与していることが明らかになりました。
そして生活習慣の改善により、これらの病気の発症、進行が予防できることから、厚生省(当 時)は1996年、食生活、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣により引き起こされる病気をまとめて「生活習慣病」としました。
ジェノマーカー検査項目
- 肥満
- メタボリックシンドローム
- 糖尿病
- 高血圧
- 慢性腎臓病
- 脂質代謝異常
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 脳出血
- くも膜下出血
- ミトコンドリアハプログループ
検査の流れ
検査の意味や内容をご説明させていただき、十分ご理解いただけたうえで、同意書にご署名をいただきます。
検査は血液を2ml採取します。
個人情報は匿名化し、血液を検査センターに送ります。
約2週間後、検査の報告書が検査センターより送られてきます。
※遺伝子情報などの個人情報は厳重に取り扱われます。